“頑張るのは当たり前で、呼吸をするように勉強する” ということを意識していました。
2018年東京医科大学医学部他合格
平野 裕也さん合格体験談
【インタビュアー】桑原
桑原医学部合格おめでとうございます!
ありがとうございます。
桑原東京医科大学に進学が決まって、今日は入学式だったんだね。
はい。入学式の格好のまま来ました(笑)。
桑原スーツがすごく似合っていて格好いいね。お父様が選んでくださったの?
はい。父と一緒に買いに行きました。
桑原お父様も嬉しかっただろうね。
父は東京医科大学への進学をとても望んでいたので、もう大喜びでした。合格発表の後、父に最高級のお肉をごちそうしてもらいました(笑)。
桑原それは本当によかったね。では、早速インタビューに移りたいと思います。まず、1次合格した大学を報告してください。
1次合格した大学は岩手医科大学、杏林大学、帝京大学、北里大学、聖マリアンナ医科大学、東邦大学、東京医科大学、日本大学です。
桑原たくさんありますね!最終合格した大学は?
杏林大学、北里大学、聖マリアンナ医科大学、東京医科大学、東邦大学です。
桑原その中から東京医科大学に進学を決めたわけですね。東京医科大学はキャンパスへのアクセスもいいし、患者さんも多いし、学生もみんな優秀な大学なので本当によかったですね。
はい。家族みんなが大喜びしてくれました。
桑原ご家族に喜んでもらえてよかったですね。平野くんは現役のときも医学部受験をしていたと思うんだけど、結果はどうでしたか?
ひとつの1次合格すらありませんでした。
桑原浪人することが決まって予備校を探したと思いますが、どうしてレクサスを選んだの?
母に勧められました。母はインターネットでレクサスを知ったらしく、ネットでいろいろと調べた結果、レクサスの勉強のやり方や教え方が一番よさそうだと感じたみたいです。レクサスのやり方が僕に合っていると考えたようですね。結果的にレクサスを選んだ判断は正しかったわけですね。
桑原これだけ医学部合格を勝ち取ってきてもらえると私たちとしてもうれしいです。レクサスにはお母様と一緒に来て、私と面談しましたね。最初の印象はどうでしたか?
好き嫌いとかそういった感情は抜きに、ここで1年間勉強するんだな、って思ったくらいで、あまり深くは考えていませんでした(笑)。レクサスで勉強すると決めたからには1日でも早く出られるように頑張ろう、と思っていました。
桑原それが実現できてよかったですね。
はい!
桑原初めに基礎学力テストを受けてもらいました。結果はまあまあだったけど、生物が53点であまりよくなかったね。
現役の時はそれなりに勉強していたつもりだったのですが、いざ蓋を開けてみたら結果がついてきませんでした。レクサスで初めて習ったことも多かったです。
桑原数学はできていたけど、英語と理科は並の成績だったね。でも、そこからレクサスで1年間頑張ったからこそ、医学部合格という結果を残せたんだね。レクサスで勉強して1番伸びた科目は?
英語が1番伸びたと思います。英語のクラスは最初、真ん中あたりのA4クラスだったんですけど、最終的にA2クラスまで上げることができました。
桑原なるほど。英語は川島先生に鍛えられたわけですね。
そうですね。川島先生の授業はかなり印象に残っています。厳しいというか、“圧”を感じました(笑)。
桑原みんな、川島先生厳しかったって口を揃えて言うよ。でも、信頼の厚い先生なんだよね。
その通りですね。川島先生は厳しいですが、それはただ怒鳴るとかではないですからね。川島先生の授業の説明は本当に分かりやすいんです。英語って「ここは覚えればいい」とかフワっとした説明をされがちなのですが、川島先生は本当に理論立てて説明してくださるので、どうしてそうなるのかを明確に理解することができます。川島先生の厳しくも分かりやすい指導があったからこそ、こんなに英語の成績を伸ばすことができたし、医学部合格することができたんだと思います。
桑原レクサスでの勉強はどうでしたか?
与えられたことをとにかくやるだけでした。当たり前のことを当たり前にやることを心がけていました。
桑原実際に授業を受けてみてどうでしたか?
非常に丁寧でわかりやすかったです。わからないところがあってもクラスの人数が少ないのですぐに質問して解決することができました。
桑原レクサスで1年間勉強して、試験の手ごたえに変化はありましたか?
現役のときは手ごたえがあったと勘違いするくらい力がなかったんですよね(笑)。今年はこのままでは不十分なんじゃないかと不安に思うほど冷静に試験問題を見返すことができていた。だから、正直自信があったわけではないんですよ。例えば、東邦大学の英語ってすごく難しいんですが、解き終えたあとも慢心せず、何回も見直したことがよかったのかもしれないです。
桑原平野くんはレクサスガーデンにお住まいでしたけど、レクサスガーデンの住み心地はどうでしたか?
医学部合格を目指す受験生が勉強するうえですごくいい環境だったと思います。何よりレクサスにすごく近いので、通学の負担がなかったのはよかったですね。
桑原医学部受験が多く行われる五反田にも近いですしね。平野くんは淡々と勉強していたようだけど、辛いとか大変だったなと思うことはありましたか?
辛いとかそういうことを考える間もなかったですね。提出物も期限があるので、こなすのは大変でしたけどね(笑)。でも課題を溜めてしまったらそれこそ辛くなるじゃないですか?だから、与えられたことはその日のうちにこなすようにしていました。
桑原日曜日もレクサスで勉強していたの?
日曜日は完全オフにしていましたね。月曜日から土曜日までの6日間は一生懸命やって、日曜日はとにかく体を休ませていました。基本的に勉強はレクサスで全部終わらせて、家には持ち帰りませんでした。
桑原きちんとオンとオフを分けていたんだね。メリハリをつけることは大事です。レクサスで勉強していく中で友達もできたと思いますが、ある意味ライバルでもある周りの友達とどのように付き合っていましたか?
最初はレクサスで勉強するのも1年間だけだと考えていたので、あまり周りと交流を持とうとは考えていなかったんです。でも、同郷の友達ができて、それからはどんどんと周りの人とも話すようになって、今では仲のいい友人になりました。
桑原生活面はどうでしたか?
遅刻魔でした…。僕、朝が弱いんですよ。
桑原最初は注意で済んだけど、どんどん怒鳴られるようになったよね(笑)。
はい(笑)。その節は本当にすみませんでした…。気が緩んでいたんだと思います。
桑原やっぱり締めるところは締めないとね。君自身のためにならないからね。だめなものははっきりとだめだと言うようにしています。それが私たちの役目でもあるからね。中には注意しても反応しない人がいるんですが、平野くんはそれに反応してどうにかしようと努力を見せてくれましたね。やっぱりそうやって反応してくれる人がうまくいくんですよ。
注意してもらえるってすごくありがたいことなんだなって思います。大学ではもっと気をつけないといけないですね…。
桑原平野くんってすごく礼儀正しいよね。それは高校で応援団をやっていたことも関係しているのかな?
多分それが非常に大きいと思います。
桑原それに加えて、ご家庭での教育がしっかりされているんだな、とも感じていました。それは2次試験の面接でも有利に働いたんじゃないかな。ご両親と応援団に感謝だね。
はい。
桑原レクサスで勉強しているときに何か注意していたことはありますか?
“頑張るのは当たり前で、呼吸をするように勉強する”ということを意識していました。あと、頑張ろう頑張ろうと力み過ぎないように気をつけていました。力み過ぎると空回りしてしまうので。とにかくレクサスで与えられたことだけをやっていましたね。そうじゃないと、もしうまくいかなかったときにレクサスに文句を言えないじゃないですか(笑)。レクサスで言われたことをやらないで文句を言うのは筋が通らないなと考えていたので。
桑原平野くんを指導していて他の生徒さんと違うなと感じたのは、こちらが出した教材や課題を楽しんでやっていたことです。医学部受験生としては珍しいタイプだと思っていました。あたかも学問的興味があるかのように取り組んでいた姿が非常に印象に残っています。
せっかくだから楽しまないともったいないなって思っていました。入試会場に行くときも、母に「楽しんでこい!」って送り出されました(笑)。
桑原たしかに平野くんは受験を楽しんでいたね。お母様も電話で言っていたよ。平野くんは面接もたくさん受けたから、面接マスターみたいになったね。
大学によって変な質問もされたんですよ。
桑原例えばどんなことを聞かれたの?
日本大学の面接で、「好きな臓器は?」って聞かれて…(笑)。
桑原それは困るね(笑)。
友達と話したんですけど、みんな真っ白になったって言っていましたね。
桑原医学を勉強した人なら理由をつけて答えられるだろうけど、受験生では無理だよね。君は何て答えたの?
「少し考えさせてください」って言ったんです。そうしたら、時間がないから次の質問にいきますねって流されちゃって…。適当に言えばよかったなって後悔しましたね。
桑原それは受験生の反応としては普通だと思うよ。ほかの質疑でも言えることなのだけど、適当なことを言うと相手もお見通し。分からないことは分からないって素直に言うことは恥ずかしいことではないからね。
あと、東京医科大学でも少し変わったことを聞かれました。「SNSを使う際、どのようなことに気をつけなければならないと思いますか?」みたいなことを聞かれて。その質問の後に、「建学の精神」を知っているかも聞かれましたね。ちゃんと答えられたからよかったですけど、焦りました。「学是」はさすがに答えられませんでしたけど(笑)。パンフレットはちゃんと読んでいきましたが、そこまでは覚えていませんと素直に言ったことがよかったのかな。
桑原でも、逆に言えば、それを答えられなくても合格できるってことだよね。
そういうことですね。他にも北里大学の特待面接で第1志望大学を聞かれた際に、「○○大学と△△大学と北里大学ならどこを選ぶ?」って聞かれました。他には、大学を選ぶ際に重視する点、一人暮らしをするならどこに住みたいかとか、答えにくい質問ばっかりでしたね(笑)。
桑原平野君はとても細かく面接報告を書いてくれていたね。平野くんが書いてくれた面接報告は後輩たちの役に立つよ。
忘れないように面接を受けたその日のうちに書きました!
桑原詳細に書いてくれてありがとう。これだけ多くの面接を受けてきた平野くんに、2次面接について後輩にアドバイスをお願いします。
自分自身すごく口下手なので、ジェスチャーとかボディーランゲージを多用しました。あとは、誠実さを前面に出すことですね。知識があるかどうかはあまり問題ではなく、大事なのはどう答えるかだと思います。調査書の内容についても、大学によって聞く内容がまちまちだったので、どれを聞かれるかのヤマははらない方がいいです。でも、面接の練習はしっかりとやってください。大体はレクサスで準備した範囲内のことが聞かれると思います。実際、桑原先生と練習した内容でほぼ対応できました。
桑原平野くんはレクサスをうまく利用してこれだけの医学部合格を勝ち取りました。これからレクサスを利用しようと考えている後輩に向けて、レクサスの利用法についてのアドバイスをお願いします。
与えられたものをきちんとこなすことが大事です。当たり前のことを当たり前にやれば合格できると思います。医学部合格に必要なものはすべてレクサスの1年間の教材の中に入っています。レクサスで勉強するのなら、レクサスのシステムをフルに利用して、出される課題を徹底的にマスターすることが医学部合格への近道だと思います。
桑原平野くんは課題も楽しんでやってくれたね。特に生物は量もあって大変だったとは思うんだけど、それでも理解が早くて感心して見ていました。
本当に楽しかったですよ。
桑原大学では興味のあることを自分で徹底的に調べることになるから、平野くんならうまくやれると思います。レクサスの先生方にメッセージはありますか?
1年間本当にお世話になりました。1年で結果を出せたのも先生方のご指導のおかげです。やっぱり過去に何百人も医学部に合格させているだけあって、医学部受験のノウハウがすごかったです。レクサスのやり方も自分にすごく合っていました。
桑原ありがとう。そう言ってもらえると嬉しいです。受験期間中ご両親にしてもらってよかったことはある?
母が願書の準備を手伝ってくれたので、その時期も勉強に集中することができました。本当に助かりましたね。
桑原お母様もお医者様だよね?
美容皮膚科のクリニックをやっています。診療の忙しい合間を縫ってサポートしてくれて本当に感謝しています。
桑原大学では部活に入るの?
入ろうと思っています。母に「部活に入らないと留年するよ。」って言われています(笑)。先輩方との交流も積極的に図っていきたいですね。
桑原将来はどんな医師になりたいですか?
まだ決めていないんです。これから勉強して自分のやりたい分野を見つけたいです。
桑原では最後に、これから医学部を目指す後輩たちにメッセージをお願いします。
浪人生活を無為に過ごしてしまうと1年間無駄になってしまうので、自分に負けないように、当たり前のことを当たり前にやる、ということを意識して頑張ってください。きちんと過ごせば無駄な1年にはならないと思います。あと、“医学部に絶対合格するぞ”という強い気持ちを持って勉強してください。思いの強さって結構大事だと思うんです。そして、入試の期間中もマイペースに、受験を楽しんでください。
桑原高いモチベーションを持って取り組まないと今の医学部受験は難しいからね。
実は最初、一人暮らしをしたら料理してみたいなって思っていて、憧れていたんですけど、医学部に合格するまではやらないって決めていました。他にも、携帯ゲームもやらないように心がけていました。プチ我慢生活ですね(笑)。とにかく、勉強している時間以外は体を休めようと意識していました。
桑原平野くんの話を聞いていると、思いの強さというか受験に対する真摯さを感じます。医学部を目指すなら高いモチベーションを持って勉強しないといけないですね。今日はありがとうございました。合格して本当によかったね。大学でも頑張ってね!